彼の代わりに君と

私は、信じられなくて。

何度も、何度も名前を呼ぶけど返事をしてくれない。

私が、送ってもらわなければ。

私が、あの時引き止めていれば。

死ななかったのかもしれない。

私は、泣いて泣いて。

泣き喚いた。

そして、ある日壊れてしまったんだ。

死んでいるという記憶を消してしまった。

彼は、遠いところにいてラインでしか繋がれないって。

生きてると思った。