彼の代わりに君と

それから、彼のことを聞いた。

交通事故のことも、

連絡なんて来るはずないのに、連絡してることも。

すべて、聞いてしまった。

「絶対に、春を泣かせないでよね。

あと、春は…あなたの事を気になっていると思う。

最近、元気出てきたし。

お願い…春を助けて。」

「分かった。

教えてくれてありがとう。奥森さん。」

「うん。」

そんな過去があるなんて、知らなかったし。

想像つかないけど、辛かったんだろうな。と思う。

それに、奥森さんがどれだけ池上さんを大切にしているのか痛いほど伝わった。

でも、とりあえず池上さんの所へ行きたかった。