彼の代わりに君と

【東雲 優】

その日は、たまたま忘れ物をした事に気付いて。

急いで教室に戻ろうとした時だった。

目の前に紙が降ってきて、ビックリして。

そしたら、池上さんが急いで拾ってて。

忘れ物なんてすっかり抜けて急いで集めた。

そしたら、倒れかけて。

気付いたら、支えてた。

彼女の体は軽くて柔らかかった。

…変態みたいだけど。

せっかく話せたから。

どうしてもこのチャンスを逃したくなくて。

家まで強引だけど送った。

そしたら、笑顔でありがとう。

って言ってくれてもう、この世からいなくなってもいいと思えるほどの破壊力。

可愛すぎて、危うく襲うところだった。