入学式が始まって少しした頃、俺と優馬と敦史は俺らしか入れない教室にいた。
優馬は相変わらずパソコンいじり。
敦史は暇そーにぼーっとしてる。
俺は、、、
ねようかな。
「結斗、結斗!起きてください。」
突然の優馬の声で起きた。
俺が目を開けると優馬がこっちを見て何か言いたげにしていた。
「なんだよ、焦って。」
優「私のパソコンにハッキングされそうになった形跡があります。
海外のサーバーを使ってるのか特定はできません。」
俺「で、ハッキングされたのか?」
優「いえ、ちゃんとハッキングはされてませんが、危なかったようです。
すみません。」
へぇ、珍しいこともあるんだな。
優馬は自分のプログラミングそして、ハッキングに自信を持っている。
だから、ブロックは結構固いはずなんだけどな。
俺「なら、いい。だけど、ブロック強化しておけ。」
優「分かりました、総長。」
優馬が少し落ち込んだように、返事をする。
俺「気にするなよ、お前なら大丈夫。
王蘭の奴らは、少なくとも幹部以上の5人はお前を信じきっている。
お前ならやってくれると信じてるからな。
頼むぞ。」
俺が、そうゆうと優馬は安心したようにまた、パソコンと向き合い始める。