流唯に何回もお願いしてから、やっとのことで許可を得た
「かずちゃん、朝ごはん食べていく?」
流唯を待つために下に降り、お茶を飲んでいると声を掛けられた
『あ、流唯のお母さん。すみません、いただきます』
「いいのいいの、かずちゃんがいてくれた方がにぎやかだし嬉しいわあ」
そう、声を掛けて来たのは流唯のお母さんだ
流唯の容姿で分かる通り、流唯のお母さんもかなり美形だ
しかも、流唯そっくりの可愛い顔立ちをしている
お父さんもかなり美形なのだが、お父さんは可愛いというより…あれだ、色気満載の超絶イケメンだ
やばいよな、あの人。
俺でもドキッとさせられる
もちろん流唯の父であるため、流唯にもその要素がある
お父さんは年中、色気満載だが流唯は故意で色気を出してくる
あれはやばい。おとこの色気とおんなの色気を合わせ持っていて、あいつがおとこっていうことを忘れてしまう
「?どうしたの、わたしの顔に何かついてる?」
『あっ、いえ!……えーと、今日は流唯のお父さんいないんすか?』
「あの人、今日は仕事なの。」
『そうなんっすか。日曜なのに忙しそうっすね』
「ふふ、案外ヒマしてるかもね」
この笑い方はまさに流唯だ
ま、黒さは全然こっちが上だが
え?流唯の方が黒いと思ったか?
のんのん、流唯はお母さんには弱いんだよ
こんな可愛い顔して、驚きだよな
「かずちゃん?
な に か 言 っ た か な ? 」
『ーーっ?!』
包丁を持ってにこり、と綺麗な笑みで言うお母様……
『 す み ま せ ん で し た 』
「ん、よろしい。ふふ」
『…………』
はあ、やべ早く降りて来て流唯
「ははっ。一矢のこと気に入ってるねー、流唯ママ」
『奏太(そうた)さん?!』



