その日の夜、電話をかけた。
長谷部と話したことをももかに伝えるために。
私が行けなくなった代わりに〜なんてありきたりな理由をつけて行ってもらえばいいと思ってたのに「絶対無理!」と断られてしまった。
そうなると私は長谷部と二人で行くことになる。
やっぱり気になるのが
「ももかは嫌じゃないの?その、私が長谷部と出かけるのは。」
聞いていいのかわからないが、ももかの思いを無視することはできなかった。
「んー、ちょっと妬いちゃうけど話すたびに緊張して下ばかり向いてるようじゃだめだからね。とりあえず今回は成瀬ちゃんに譲るよ」
微笑みながらそう答えた。
最初は悔しそうだったももか、でもやっぱり優しい。こんな子と出会えた私は幸せ者だな。
「でもいつか私も長谷部くんと出かけてみたいなぁ」
「それじゃあ、まずはラインからだね」
最後は笑い話に変えて電話を終えた。
後から聞いた話で、ももかは一目惚れだったらしい。
優しいももか、絶対幸せになってほしい。そう思いながら眠りについた。
長谷部と話したことをももかに伝えるために。
私が行けなくなった代わりに〜なんてありきたりな理由をつけて行ってもらえばいいと思ってたのに「絶対無理!」と断られてしまった。
そうなると私は長谷部と二人で行くことになる。
やっぱり気になるのが
「ももかは嫌じゃないの?その、私が長谷部と出かけるのは。」
聞いていいのかわからないが、ももかの思いを無視することはできなかった。
「んー、ちょっと妬いちゃうけど話すたびに緊張して下ばかり向いてるようじゃだめだからね。とりあえず今回は成瀬ちゃんに譲るよ」
微笑みながらそう答えた。
最初は悔しそうだったももか、でもやっぱり優しい。こんな子と出会えた私は幸せ者だな。
「でもいつか私も長谷部くんと出かけてみたいなぁ」
「それじゃあ、まずはラインからだね」
最後は笑い話に変えて電話を終えた。
後から聞いた話で、ももかは一目惚れだったらしい。
優しいももか、絶対幸せになってほしい。そう思いながら眠りについた。