「ん…」


ズッキンー…ズッキン―…


頭…痛い…


…あれ…私…


私は頭の痛み、気持ち悪さに襲われ目を覚ました。


「ここって…私の…実家?」


辺りを見渡すと、そこは恭介と住んでいる家ではなく、高校時代まで住んでいた私の部屋だった。


私…なんで…


確か、私会社の飲み会に行ってて…


あ!!遅刻しちゃう!


私は布団から起き上がり、急いで階段を降りて行った。


ダダッ!


ガチャッ…


「あ、花、目が覚めたのね」


「おはよう、花」