「あ、ならあたしも…」


「大丈夫、彩香は山下君と楽しんで!」


「なんで山下なんかと」


「じゃ、山下君!」


「え?なっ!?///」


私は口パクで山下君に〝がんばれ〟と伝えると、山下君は一瞬にして顔を赤くした。


「ん?どうしたのよ山下。顔赤いわよ?」


「えっ、そ…そうか?///」


ふふ…さて、私は恭介にメールをしに行くか。


私は立ち上がり手洗い場へ行った。