「よっしゃ~!最後の夏休み!乾杯!」

みんなでキンキンに冷えたジョッキに入ったビールを飲み干し
くだらない話で盛り上がっていた。

いつもそうだ。
みんなでくだらないことで話し盛り上がり
平凡な緩い人生を歩んできた。

「そういえば、こいつ変な女からライン来るらしいよ」
顔を少し赤らめた健人がこっちに指をさしながら
楽しそうに話す。

「誰?なにそれ」

注目が一気にこっちに向かう。


「でもあれから連絡来ないしなんもないよ」

「えーつまんねえの。」

「そこは夏だしなんかあって欲しかったな!」

適当なことばっかりこいつらはいつも言う。
それが居心地良かった。