その夜、彼女からのラインは来なかった。 本当にただの暇つぶしだったんだなと思い 部屋でタバコを吸いながらぼんやりと 窓から見える海を眺めていた。 今日の海はとても穏やかだった。 もう生まれてから何年も見てきたこの部屋から見える海に飽きることなどなく 逆に永遠に見ていたい気分だった。 もうすぐ就活が始まる。 この大好きな海のある街で就職するのか、 東京に行って就職するのか。 まだそんなことは決められない。