ある日突然!?

「やっほー」裕哉



「律ー」裕翔



「久し振り」哲哉



「よぉ」千景



どうやら大勢来たらしい。



玲に掴まれている腕を離させ、服の方も離させる。



「あれ?新しい子じゃん」



近くにあった枕やクッションを取って、スッと身を引いて立ち上がり、

直ぐ様枕やクッションを身代わりにして端に座る。



さて、挨拶しようか。



立ち上がって振り返ると、そこには5人のイケメンが居た。



とてつもなく顔面偏差値が高い空間だ。



「律様の護衛の白雪雪香と申します」



ーー「………」



………軽蔑か。



ウィッグの髪の隙間から見えた5人の目には、それだけがあった。



作り笑いを媚びだとでも認識したのだろうか。



胡散臭いらしいが、まぁ別に見破られていたとしてもどうってことない。



………幸い、律も瑠樹も、勿論玲も私の背後だ。



何だろうな、コイツ等に舐められるのは尺に触る。



微量な殺気を向ける。

背後の3人に気付かれない、だが目の前の5人には伝わる程度を。



ーーゾワッ「!?」



「どうしました?」



私に向ける視線は軽蔑から変わらない。



だが、そのまま辺りを見回している。



………うーん、自己紹介しないのか。



挑発してやろ。



「律様」



殺気を収めて律の方へ振り返る。



「何?」



「失礼ながら、この方達は名乗る事を知らないのですか?」



「えっ?」

ーー「!」