ある日突然!?

脱衣場に移動したのだが、不思議な事があった。



それは………。



「ルンっ、ルル〜、ル〜ルル〜」



「何でお母さんまで服を脱いでるんだ?」



「え〜?だってこんなチャンスいつあるか分からないもの♪」



隣でせっせと服を脱ぎ出した上機嫌な母だ。



「そ、そうか」



豊満な胸や括れた腰、肌艶やら何やら全てが20代にしか見えない。



ロングワンピースを脱ぎ、下着もパパっと脱いだ母に遅れない様に服を脱ぐ。



ウィッグや晒を取り終え、待ってくれていた母と一緒にお風呂場へ入る。



並んで座りシャワーを浴びる。



「雪香、学校はどう?」



「学校か。特に無いが不自由はまぁ無いし、雪路や雪希、つららが元気そうでよかった」



青龍との事は伏せておこう。



「そう?良かった」



髪を洗い、身体を洗う。



「でも律君に聞いたわよ?最近、青龍の子と仲良くなったって」



仲良く?



仲良く……。



仲良く……はなってない………はず。



そりゃ態度はマシになったが、仲良くと言っても………。



………何故だ、完全否定できない。



「ウフフっ、認めたくないの?」



「………まぁ、親しくはなった」



「そう」



優しげに微笑む母を見つつ、しばらく雑談をした。