ある日突然!?

「律くぅーん、何で亜夢から逃げるのぉー!」



あーキモい。



そりゃね、ここからでも香水の匂いが匂ってくるんだから、

隣になんて行けばもう鼻が鈍ってもおかしくないと思うぞ私は。



しかも、誰が好き好んで仮にも家族を殴る原因になった………って、律は律で青龍だった。



………だが何故私の腕を?



別に姫にしてる時点で匂いには慣れてるはずだが。



未だに腕を離さない律を見ていると、いきなり伊東亜夢……亜夢が私を見て言ってきた。



「雪香さんだったよねぇ?」



とてつもなくぶりっ子で、とてつもなく吐き気を感じさせる声音と仕草で。



「いくら護衛でもぉ、青龍には入ってないんだからぁ、もうちょっと距離とか取ってくれなぁい?ほらぁ、族関係の情報とかもぉ、皆で話せないしぃ」



へぇ……、族関係の情報ね。



「そうです。スミマセンが、そういった敵対する族の話をする際は、部外者である貴方は」

「失礼ですが、僕はいくら律様のご友人で青龍という同じ族に所属してるからと言い、

特別扱いするつもりは全くありませんので」



ーーっ!?



私が声を遮った事に驚いてるんだろう。



「それから敵対する族等居ないのでは?ここ数日で皆潰されてるはずですが」



「っ」



あぁやっぱり。



事実を言われてか黙った月夜。



「ね?族関係の事なんて、強いて言えば青龍で集まる事くらいのはずですが」



「っ集まる事くらいって何やねん」



ん?