「姉ちゃん、怖い事考えてるよね?顔が意地悪そうになってる」



「いいや、私の考えてる事は当然の報いだ。玲の言う自業自得ってのは正にこの事だ」



そう言う雪香の顔は、とても腹黒にも見えたが、同時に美しかった。



その後、呼びに来た祖父に連れられて2人で組に帰ってこの日は寝たのだった。