ある日突然!?

「ゆ、雪路っっ!?」



「「「「!」」」」



突然、リビングの扉越しに雪希の叫び声とも言えよう大声が聞こえた。



雪路を、心配と驚きが入り交じった声音で呼ぶ声が………。



まさか、雪路に何か………。



サァーっと血の気が引く感覚が私を襲った。



雪路に何かあったら、雪希に何かあったら………。



私が離れたから、もたもたしてたから。



罪悪感が押し寄せる。



雪路が、雪希が怪我でもしていたら。



脳内が不安や罪の意識、恐怖にも近い感覚に苛なわれる中、私の身体は走り出していた。



リビングの扉を開ける。



「っ!?」

ーー!



その光景を見て、私は本当に血の気が引いただろう。



先程のソファーと少し離れた場所に雪路が倒れ、それを支えている雪希の背中姿が見える。



「雪路!雪希!」



準備してたからか、声音は先程の気弱そうな低めのものだった。



急いで雪希達に駆け寄る。



「ゴメンっ、雪路が、僕を庇って」



庇って?



よく分からないが、経緯はどうあれ雪路は殴られたって事だろう。