ある日突然!?

そのまま何か起きることも無く月詠家から出て、迎え……というか控えていた車に乗り込む。



車は発進し、相変わらず静かな車内。



「雪香、これからどうする?」



祖父に問い掛けられる。



「高校の事や、護衛の事。色々あるぞい?」



高校。

護衛、律の………。



『雪…香、お願い、待っ…てっ……。行か…ないでっ』

「っ………」



「辛いのかい?」



「………あぁ」



何故だろう。

物凄く、律の事が頭から離れない。



ここ最近律と居たからだらうか。



それとも、律を無視して倉庫を出たからだらうか。



両方だろうか。はたまたその他か。



「取り敢えず、今日から雪路も雪希もつららも月詠家に行ってもらう。

ゆーは………、そうだね。最近手入れをしてなかった別宅に掃除に行ってくれるかのぉ?」



私はそのまま頷いた。



私はもしかしたら1人に、なりたいのかも知れない。



そう思ったから。