Home run[仮]



…そんな私だったけど、葵はいつも
味方をしてくれた。


部長が私に言ったあの言葉の後も
葵は一生懸命、反論してくれていた。


"あんたにはわかんないわよ!梓の気持ち"

"梓がこんなことするわけないじゃない!"


私が学校に行かなくなれば、
いつも迎えにきて私を怒ってくれた。


見た目が変わって、周りが不良ばかりでも
見かければ必ず声をかけてくれた。


高校も葵と同じところに入れたのは、
勉強が出来る葵が受験シーズンなのに全く
勉強していなかった私に


"梓!やる気出しなさいよ!"

"同じ高校いくわよ!!"



と、スパルタ教育をほどこし
偏差値を15も上げてくれたからだった。