フッ


Godが濡れた髪の毛を掻き上げて
バカにしたように笑った。


「何想像してんの?
 泥だんごみたいなアンタに
 変な気おこすわけねーじゃん」


『ど・・ろ・・だんご?!』


「じっとしてろ。
 この足じゃ帰れないだろ」



『・・・・・』


確かに。


湿布を貼って
テーピングのようなものを
巻きながら
ドクターGodは治療中。


だけどこの人・・性格悪い!