「後ろ、車、つまってる。
 このままだと、ひかれるけど?」


『あ・・』


慌てて立ちあがろうとして

足首がグキっとなった。


『痛った・・』


「ほら」


―――さし伸ばされた 

  Godの手を

  つかんだ