だから ほっとけねーんだよ  【完】

「雲ってなければいいんだけどね」


『・・はい』




上昇していくエレベーターの

階数ボタンを眺めながら、

敦吉と出会ったころのことを

思いだしていた。



あのとき彼は

間違いなく

私のGodだった・・