『緒方 敦吉、高3。
 高校生にして、ビルのオーナーで
 セレブで、秀才。
 負けず嫌いで、クール&ドライ。
 孤独を愛し、団体行動が苦手。
 でも、本当は熱い男。
 優しくて、ときどき、甘い』



「・・・最後のは」


『ん?』


「最後のは、
 杏だけが知ってればいい」