久しぶりに、この自動ドアをくぐる。

カウンターには、

やっぱり源水さんがいた。



「あら。いらっしゃいませ」


『こんばんわ』
「こんあんわー」


モエ、ただの酔っ払い。


「今日はカラオケのご利用?
 それとも・・」


『カラオケです!純粋に、カラオケで!』