「駅にいねーし。
 何かあったのかと、心配しただろっ。
 こんな時間に。
 しかも・・
 なんで裸足なんだよ」




あ・・やだ・・

ちょっと、泣きそう。


私はもう一度クルッと振り向いて、
足早に歩き出した。