蘭が部屋に入った瞬間、瑠衣が背を向けている間に紙をひろい読んだ

『ごめん、瑠衣と裏で繋がってた。でも大丈夫。裏切った訳じゃない

さっきかな姉に言った言葉は嘘。私達が部屋にいる間にBLACKS全員潰して!

未雪…ごめん。ありがと。必要ない私を守ってくれて

私はいとこでもある親友の元へ行くね!

鍵はかな姉に渡しときます』

「なっ…!」

やばい、蘭…!

一瞬で蘭が何をしようとしているか分かった

「みんな!いっせいにアイツらを潰せー!!!」

うちの合図でみんな一斉に飛びかかった

はやくしないと!蘭が!

みんな本気を出したのかBLACKSは瞬殺だった

すぐに警察を読んで処理をしてもらった

言い忘れてたけどうちらは警察公認の族

すぐに華苗達がいる部屋に走った

ーーーバンッ

「華苗!蘭!……華苗!?」

「ハァハァハァハァ…み…ゆき…うっ…」

そこには泣き崩れ、心臓をおさえ苦しそうにしている華苗がいた