｢どういう事だ？｣

星河が蘭を睨む

｢…いや…。ごめんなさい…！｣

蘭は目に涙をためながら頭を下げている

その体はビクビクと震えていた

｢蘭…大丈夫だから、ね？何があったか話してくれない？｣

｢…今、私が話すと…。もしその事がBLACKSにバレると…華苗が殺されちゃう！｣

｢え？｣

｢だから…言えない…｣

｢…だったらバレないようにすればいい話だろ？｣

いままで黙ってた蓮夜が口を開いた

たしかに蓮夜の言うとうりかもな

｢蘭が心配しなくても大丈夫だよ！うちらが絶対守るから｣

｢みんな…｣

蘭はまだ迷ってるような顔をしてるけどしばらくして決心したかように

｢分かった…。話すね｣

そう言って蘭は喋り始めた