星夜の倉庫の前まで来ると、やけに静かだ

中に入るとみんなドヨーンとした空気に押しつぶされそうになっていた

「ねぇ、星河は?」

「あ、未雪さん!こんにちは!星河さんなら幹部室にいると思いますよ!」

「ありがとう」

「…あの、未雪さん。後の4人は…?」

「ああ、みんなに紹介してなかったな、

亜依、乃々花、結香、花音だ」

「亜依さんと乃々花さん、結香さんに花音さんですね!」

よろしくお願いしますって星夜の下っ端達が挨拶をするとみんなも笑顔で振舞っていた

その後上の幹部室まできた

コンコン

「星河いる?入るよ?」

ドアを開けるとみんな深刻方な顔で黙って下を向いていた

「…どうした?」

蓮夜が微笑みながら話しかけて来るけど、どこか元気がない

「…星河…。華苗から手紙がきたよ…」

「っ!!!」

ガタッと立ち上がった星河はもう必死な顔をしていた

「…これ」

ガサガサと手紙を取り出すと星河はそれを奪い取るよな勢いで取り上げた