「…なに、これ…」

華苗…

その手紙には涙の跡が残っていた

「ふざけんなよ…!なに勝手に…!」

ドンッと壁をける

「何事?!」

乃々花と亜依と結香と花音が走ってくる

「…みて」

うちは華苗からの手紙を見せた

4人の顔はみるみる青ざめて言った

「なんで…?」

「華苗…!どこにいるの…?!」

「っ…!」

「華苗…」

みんな口々に言葉をもらすが全部空気に消えていく

封筒からもう1枚紙が出てきた

それを開くと、中に小さなメモ用紙が挟んである

紙には【星河へ】って書いてある

メモ用紙は…?

っ!!

「華苗も考えるね。」

「未雪?なんて書いてあったの?」

それを見せるとさっきの顔がやわらいだ

「なるほど…」

「これは難しいな…」

「でも、華苗を助けるためならやるしかないっしょ」

「そうだね…それまで華苗がもつといいけど…」

なんて話してみんなの意見が固まったから星夜の倉庫に向かった