ーーーーコンコン

「なんだ?」

「今帰った」

声からして茜だ

「すぐ行く」

足音が遠ざかると

「なかなかだったよ。これからはずっと俺の道具だな」

無表情、無言を突き通す

波瑠はニヤッとして

胸元にキスマをつけてきた

自分の体を見ると数えるのが大変なぐらいキスマがついていた

ついに自分の体が汚れた

初めてだったわけじゃないけどこんな経験はない

遊びとかじゃなくて、今は道具だから


服を着て、総長室をでる

隣の幹部室まで行くと、茜と響也がまっていた