「あ、そうだ。乃々花、亜依、理事長室どこ?」

うちが言うと未雪も、思い出したように頷いている

「おっけ!ついてきて!」

そういった亜依の後ろについて行くこと2分

あるドアの前に立っていた

ひとつだけ豪華な扉、金の文字、すごい金がかかってそうだ…

そう思いながらもドアノブに手を置いて

「失礼します」

と一言いい中に入った…

「おー!きたか!待ってたぞ!」

「「えっ?」」

マヌケな声が出たうちと未雪は顔を見合わせ

「優さん?」

優(ユウ)さんは私たちがお世話になってる病院の医院長だ
昔から面倒を見てくれていた

「あ、言ってなかったっけ?」

優さんにはことごとく呆れる

「はぁー」

ため息をつきた直後

「お兄ちゃん?ちゃんとしてよね、もー。」

ん?お兄ちゃん?

「亜依?今なんて?」

「え?ちゃんとしてよねって」

「その前!」

「お兄ちゃん。」

「「ええええーーー!!!」」

未雪と一緒に大声で叫んだ

初知りだし……