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この無言で見つめあってる状況マジで気まずい!!

きまずすぎて先に言葉を発したのはうちだった

「み、未雪たち待っててくれてるから戻らなきゃ!」

「…そうだな、戻るか」

ちょっとシュンとした星河はめっちゃ可愛かった

「かわいいい…(ボソッ」

ボソッとつぶやいたのがきこえたらしく

「お前なー、男に可愛いはNGワードだぞ?」

「え、だってホントのことだもん!しょうがない…」

しょうがないじゃんって言いかけたとき急に口がふさがれた

「っん…」

動揺で驚きが隠せない

一瞬冷静になって状況を理解した

うち、星河に…キス…されてる?!

やっと口が離れたと思ったら

「次言ったらこんなんじゃ済まないからな」

ニヤッとして、耳元で

「覚悟しとけよ?俺の未来のお姫様」

「なっ!…」

今絶対顔赤いよー。



星河がうちの前だけで見せる顔

意地悪なのか、可愛いのか分からない


けど、そんな星河に心をうたれつつあった