「うっ…なんでぇ?なんでよ!?1人にしないで…」

叫びたいことはいっぱいある

なんで話してくれなかったの?

幸い今日は母親がいなかった

布団にもぐりこんで泣いた。どれぐらいたったのだろうか

スマホをみると着信が何件もきていた

亜依からだ

『どうしたの?なんかあった?連絡ちょうだい?』

亜依…ごめんね。

ーーーーガチャ

…っ!親が帰ってきた

階段をのぼる音

こっちにくる!

それからはあんまり覚えていない

たしか、部屋に来て

「あんた今日学校無断欠席したらしいじゃない…ふざけてんの!?

できるだけ家にいないでちょうだい!!!」

って怒鳴られて押されて後ろに倒れた気がする

あーあ、アザが増えちゃう

もうどーでもいいや

あいつが部屋から出てくと自然と涙がこぼれた

1粒だけ…

それいこうはなにも感じなかった