しばらく走っているとどこからか喧嘩の声がきこえてきた

「総長!星夜と誰かが喧嘩を始めました!」

星夜と誰か?誰だ…?もしかして!

「未雪、急ぐよ!乃々花、亜依、結香、花音はみんなをまとめておいて!」

「分かった!」

すぐそこの路地裏に入るとそこには星夜の総長、副総長がある1人の男ともめていた

「お前ら、俺達が作り上げた鬼龍をなんだと思ってるんだ?!言ってみろよ!」

殴りかかってるけど1発も当たってない
腕が下がったな、弱すぎかよ

「俺たちは、先代の方たちがやってきた事は間違ってるとずっと思ってました。だから自分がトップにたったとき変えてやろうって思ったんですよ」

星夜の総長…いや、星河はいたって冷静だ

それにムカついたのか相手はあるものを取り出した

「…っ!」

銃だ。

「俺をなめたらどーなるか思い知らせてやるよ!」

ーーーーバーンッ

そんな銃声とともにうたれた弾は星河の左足にかすった

「っ…!」

足からは結構血がたれている

「…お前っ!」

連夜が立ち向かうも

ーーーーバーンッ

今度は蓮夜が右肩うたれた、

なんだ2人とも弱いな…

そんなこと今はどーでもいい
厄介なやつだな

タイミング見て出てやるか

「どっちが先に死にたい?」

そう言って再び銃をかまえた

今だ!

うちは走ってあいつの銃を抜き取った

「…え?」

あいつの間抜けな声に重ねるように

「卑怯なまねしてくれるじゃない…元鬼龍の3代目総長さん」

「お前は…!華雪初代総長…綺蝶っ!」

うちの通り名は綺蝶(キチョウ)綺麗に舞う蝶みたいだからだとか…

今はそれより、

「銃なんて武器にたよって…お前にプライドはないのか?!」

「うるせぇよ!お前もまとめて死ね!」

あいつはもう1つ銃を持っていたらしく、銃をかまえた

私は後ろに周り相手のすきをつき弾をかわし銃をはじき飛ばした

それぐらい簡単なことだけど