―――――― “ガチャリ” 「おーっす。」 「やっぱり! 何で隼人くんがもういるの!?」 「たまには俺が一番乗りでもいいだろ。」 「珍しい~。 てっきりまだ寝てるかと思った。」 しばらく体育座りの状態で硬直していると、スタジオに隼人さん以外の誰かが入ってきた。 2人の男性の会話が続いた後、 “ブーン”といった重低音と、 “ピンピン”といったピアノの音が鳴る。