7人目のバンドマン



いきなり視界が真っ暗になる。


隼人さんが僕に・・・
黒いカバーを被せてきた。


「何も見えない!」


「上手くいったら皆に紹介してやる。
上手くいかなかったら放置だ。

俺が声掛けるまでもう喋るなよ。」



訳が分からない!


カバー越しに頭をポンと叩かれ、
隼人さんの足音が遠ざかった。