―――――― 


定食屋をあとにすると、
隼人さんに家の前まで送ってもらった。


・・・もうバイクはこりごりだ。

ただ後ろで座っていただけなのに、

恐怖心からか、
僕の背中は若干汗をかいていた。



「ありがとうございました。」


「・・・・・・・・・。」


ん?なんだ?


ヘルメット越しに隼人さんがじっと僕の事を見つめてくる。