―――――― 次の日。 図書室には寄らずに授業が終わってHRが終わると、僕はすぐに学校を出た。 ダメ元でもいいから、 またハンバーガーショップに行ってみよう。 ひょっとしたら立花さんがまたいるかもしれない。 もし会えたら・・・・・・。 ・・・どうしよう?? いや、 そんなこと会った後に考えれば良いんだ! いつもより自転車をこぐ足に力が入る。 “ドッペルゲンガー”の物語より、 今日の僕の頭は立花さんの事でいっぱいだった。