「何で逃げたんだよ・・・。」 現実逃避するようにソファに顔を埋めたけど、 再び目を覚ますとさっきのハンバーガーショップのやり取りがまた浮かんでくる。 もの凄く嬉しかった。 また会いたいと思っていた立花さんに会えて・・。 誰にも打ち明けていない、 僕だけのノートの中身を・・褒めてくれて・・。 あれは口だけじゃなくて、 心からそう言ってくれていると感じた。 いつ振りだろう。 誰かに褒めて貰ったのは。 それなのに・・・。