第11話 復活の星 光る時 後編





テーブルから夕食が片付けられ、

僕達は窓際に並んで座り、
綺麗な星が浮かぶ夜空を見上げていた。



「ごめんね和也。
なんだか重たい話になっちゃって・・・。
泣くつもりは無かったんだけど・・。」


「い、いえ。話してくれて・・
う、嬉しかったです。」


「メンバーのみんなには言えなかったからちょっとスッキリした。」


「誰かに話を聞いてもらうだけでも・・・
気持ちは楽になりますよね・・。

僕が尊敬する先生も、
いつも僕の話を聞いてくれました。」



気のせいかも知れないけど、

今目の前に広がる星達は、僕達の街で見るものよりもどこか澄んで見える。