―――――――― 「お待たせ。」 「・・・・・・。」 「のぼせた?大丈夫?」 「だ、大丈夫です。」 “女湯”の暖簾をくぐって、 浴衣姿の立花さんが現れる。 ライダースジャケットも、浴衣も、 立花さんは何でも似合うよ・・・。 ド緊張の中、部屋へ戻って涼んでいると、 やがて豪勢な夕食が運び込まれ、 テーブルに所狭しと並んだ。