―――――――― 「うわぁ・・・!のどかだね!」 電車を何度か乗り継ぎ、 最終的に駅員さんが手渡しで切符を受け取るような駅に降り立つと、 立花さんが感嘆の声をあげた。 「ホントだ・・。僕達が住んでる街とは全然違いますね・・・。」 高層ビルもない、人もそんなに行き交っていない風景が目の前に広がっていた。 「ねぇ和也。」 「は、はい。」 「お腹空いた。何か食べよ。」 「は、はい。」 遅めの朝ご飯というか、早めの昼ご飯を求めつつ、旅館へと歩いて行く。