「あのすみません! Cycloneのカスミさんですか!?」 食べかけのエビバーガーを再びかじったところで、 僕より少し歳上そうなと女子2人組が立花さんに声を掛ける。 「はい、そうです。」 「キャーー!!大ファンなんです! 握手してもらってもいいですか?」 「すごーい!!!ウチも握手お願いします!」 「はい、喜んで! いつもありがとうございます。」 おぉ~!Cycloneファンの人達か。 立花さんは声を掛けてきた女子2人と笑顔で握手を交わす。