「ほ・・・本郷さんが気に入らなかったらどうしよう・・。」 この展開は想定外だった。 立花さんに見せて、なんならアドバイスを貰って駄目なところを書き直そうと思っていたのに・・。 僕が書いた詞はぶっつけ本番で、Cycloneのリーダーの元へといってしまった・・・。 「今回は久し振りにアレンジへの注文が入った曲だからね。 でも和也が書いた詞ならきっと本郷も気に入ると思うよ!」 「だ、だと良いですけど・・。」 僕の不安は立花さんの笑顔で緩和される。