「咲くのは~♪ 光の輪~♪ 高鳴るは、胸の鼓動~♪ 咲くのは~♪ 光の輪~♪ 高鳴るは、胸の鼓動~♪」 何かに惹き込まれる体験というのは久し振りだった。 視線の先の女の人は、 大声で叫ぶわけでもなく、 しっとりと聞かせるわけでもなく、 見ているこっちがリラックスしてしまうほど自然体のまま歌っている。 僕は音楽の事なんて全然分からないし興味も無いけど、 女の人の歌声に全身が包まれるかのようにこの場所から動く事が出来なかった。