「・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・。」 会話も無く、前に座る志郎さんは淡々とバイクを運転する。 ただ、昨日の敬介さんが通った道とは違う、 細い路地のような道路を器用にバイクを操りながら進む。 すごく正確だなぁ・・・。 夕方の道路は混みがちだけど、学校からビルまで昨日より早い時間で着いた。