7人目のバンドマン




「和也・・・・起きた?」


立花さんの優しい声と同時に、
僕は体を起こす。


「あ・・あ・・・あの・・。」


立花さんの横には・・・。
ヤンキー3人衆・・と名前を付けても良さそうな柄の悪い男性陣。


4人の視線が集まり、
僕の意識はまた飛びそうになる。




「和也、お前が寝てる間にこいつらに事情は説明しといたから。」

隼人さんが立ち上がって僕の隣に座る。


「改めて紹介しよう。
この少年がさっきの詞を書いた和也。」


「こ、こんばんは。」