そうだ、確か、行き方が絵本に描いてあって、それは星に関係していた気がする。 思い出せない。 当時は遊園地なんかよりも魅力的でずっと大切にしていたものだったのに。 いつの間にか大切なものはただの懐かしい思い出に変わって、古いものから忘れていくんだ。 なんて薄情なんだろう。 「2つめの星にまっすぐ、だよ」 誰? 突然聞こえた声。 その声の主を探す前に、あたしは水に包まれた。 夏にしては冷たい水が制服に浸み込んでいく。 ゆっくりと目を閉じて、これで、終わり。