ピピッピピッ…

目覚ましがなり眼を覚ます私二宮いちか

時刻は朝の8時

―遅刻だ

今日から高校2年になる

私には両親がいないから炎可の倉庫ぐらし

炎可の倉庫はえげつなくでかい

なんでたって初代総長が大金持ちで

三階建ての倉庫建てたっち言ってたっけ

外見普通の家なんだけどね。

1階は溜まり場、2階は幹部室、3階は自室

3階の一室に総長室がある。

―コンコン

「はい」

ベッドにいた私は部屋のドアを開ける

そこにいたのはあおいだった

―おはよう。いちか。

「あぁ、あおいか。おはよう。なんだ?」

―今日から学校だろ?送ってく。

時刻はもう8時を過ぎている

「いや、あおいもだろ。まぁいい。もう遅刻だ。皆は?」

とのんびり会話をしているが新学期早々
遅刻するのもなー。

―もう皆は行ってる。だから送ってく。急げ。下で待ってる。

あおい、下に行っちゃったよ。

私は急いで制服に着替えてあおいと学校に行った。