「いやいや…待ってよ。これを俺がするの?こんなサムイこと絶対できない」
「おまえならできるって。佐伯のためならなんでもできるんだろ?」
「いや、そうだけど…」
「佐伯、感動して泣くかもな。最高のプレゼントだって大喜びして…ますますおまえに惚れ直すかも」
朱里が感動する…大喜びする…惚れ直す…
「まぁ別に他のもんでもいいんじゃね?ただそういうの好きそうだなって思っただけだし」
「朱里は間違いなくこういうの好きだよ」
「だろうな。けど拓海が恥ずかしいなら別に無理すること…」
「俺…やる。朱里のためならどんなサムイことだってやってみせる!」
「あちゃー…マジか。ちょっとからかっただけなのに…まぁいっか。面白そうだし知~らないっと」
よーし。
ちょっと…いや、かなり勇気がいるけど…
全ては愛する朱里のため。
俺…全力で頑張らせていただきます!
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