「いやいや…待ってよ。これを俺がするの?こんなサムイこと絶対できない」

「おまえならできるって。佐伯のためならなんでもできるんだろ?」

「いや、そうだけど…」

「佐伯、感動して泣くかもな。最高のプレゼントだって大喜びして…ますますおまえに惚れ直すかも」



朱里が感動する…大喜びする…惚れ直す…



「まぁ別に他のもんでもいいんじゃね?ただそういうの好きそうだなって思っただけだし」

「朱里は間違いなくこういうの好きだよ」

「だろうな。けど拓海が恥ずかしいなら別に無理すること…」

「俺…やる。朱里のためならどんなサムイことだってやってみせる!」

「あちゃー…マジか。ちょっとからかっただけなのに…まぁいっか。面白そうだし知~らないっと」



よーし。

ちょっと…いや、かなり勇気がいるけど…
全ては愛する朱里のため。

俺…全力で頑張らせていただきます!

◇◆◇◆◇◆