今日もたっくんに溺愛されちゃっています。



彼が中学二年生になったある日、試験の結果が返ってきました。

彼はいつも通り全教科満点で学年トップで、

親友もまた全教科満点で同率トップ。

その結果を見た彼は、隣で答案用紙を握りしめる親友にこんなことを言ってしまったのです。




「勉強は趣味みたいなものだし、成績なんてどうでもいいよね」




この一言がすべての引き金になるなんて、この時の彼は知る由もありませんでした。






その翌日、彼は担任に呼び出されました。

担任は若い男性教師。

とても優しくて生徒思いで、生徒から絶大な支持を集めている大人気の先生でした。

彼と先生以外の人間は誰もいない静かな教室。そこで、先生は言いにくそうに口を開いたのです。




「実は匿名で学校に連絡があって…AがいつもBのテストをカンニングしていると激怒していた」




この場合Aは彼、Bは親友なのですが彼には全く心当たりのないことでした。

担任にもその旨を伝え、特に咎められることもなくその日は帰ることになりました。