「ねぇ朱里。これからは家デートする時、こうやってたくさんイチャイチャしようね」

「やっぱり家デートってお菓子食べて呑気にお喋りするだけじゃなかったんだね…知らなかった」

「いいのいいの。俺はそんな呑気な朱里が好きなんだから」



たっくんのこんな堂々とした一面も、今日初めて知った。

ビックリしたけど…そんなとこも好き。




「で、どうする?今日泊まる?久しぶりに一緒に寝よっか」

「……!?む、無理っ!」

「じゃあクリスマスキスもう一回しよ?」

「そ、それも無理っ…!」

「ハハ、冗談だって」

「もうっ!意地悪っ」



ちょっぴり意地悪なこんな一面も、ね。


あのね、たっくん。あなたのこと知れば知るほど…好きで好きでたまらなくなるよ。